本日はいかがなさいましたか?

腎センターのご案内

ご挨拶

検尿異常から透析医療まで、一貫したシームレスな医療を提供します。

腎臓内科部長

水政 透

当院では、2011年10月1日より腎臓内科が開設され、2012年2月1日より腎センターが新設されました。
2017年1月には、「腎センター・健康管理センター棟」が竣工し、新腎センターとして生まれ変わりました。
1フロアにHD室、PD外来、病棟が集約されているのが特長で、腎疾患の「ゆりかご(検尿異常)から墓場(透析)まで」一貫した治療がより徹底しやすい環境を作りました。蛋白尿などの検尿異常から保存期腎不全治療、透析医療まで一貫して診療・看護ができることを目標とし、診療の充実に努めています。
当センターでは、医師、看護師、臨床工学技士のみならず、薬剤師、検査技師、メディカルソーシャルワーカー、栄養士、リハビリテーション科、医事課等さまざまな職能とチームを作り、週1回カンファレンスを行い、患者さんの治療方針や今後の生活の指導を行っていきます。
入院された際は遠慮なくご質問、ご要望をお聞かせください。

腎センターMAP

看護師より

透析看護の知識・技術の向上ができるよう日々精進しています。また、安全・安心した透析治療が行なえるよう医師・臨床工学技士・管理栄養士・薬剤師・医事課スタッフとの連携、チームワークを大切にしています。
今後も、当院の理念である「恕」~思いやり~ を大切にし、一人ひとりの患者さんに合わせた看護ができるよう努めていきたいと思います。

腎センター看護師長 松下 菜名美

臨床工学技士より

臨床工学科は男性8名、女性1名の9名が在籍し、医療機器中央管理、急性期、血液透析などそれぞれ役割を分担して対応しています。腎センターでは血液透析の機器管理・保守点検はもとより、臨床にも積極的に参加しています。腹膜透析に関してもカテーテルや医療材料の管理を行っており、シャントPTAや腎生検の準備などにも協力しています。また、CKD教育においては、教育資料の作成や腎臓内科病棟回診にも参加して、患者情報を共有し治療方針の確認と知識向上に努めています。
私たちは安全な透析手順を遵守するとともに、長時間透析の有用性を治療の基本理念としています。さらに様々な合併症で入院された患者さんに対して、きめ細かな処方透析にも対応でき、安心して透析療法を受けられるようにチーム医療の一員として協力していきたいと考えています。

医療技術部 臨床工学科