診療統計
患者統計
※「診療科疾患別件数」は、DPCデータで作成しているため、歯科口腔外科は含まれない。
がん診療実績
2023年度 病院情報の公表
この病院指標は、厚生労働省による集計条件に基づいてDPCデータより作成しており、入院した後24時間以内に死亡した患者さん、労災保険・公災保険・自賠責保険・自費診療の患者さん、歯科口腔外科に入院された患者さんのデータは集計対象外となっております。
病院指標
① 年齢階級別退院患者数
② 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
③ 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
④ 成人市中肺炎の重症度別患者数等
⑤ 脳梗塞の患者数等
⑥ 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
⑦ その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
② 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
③ 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
④ 成人市中肺炎の重症度別患者数等
⑤ 脳梗塞の患者数等
⑥ 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
⑦ その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
医療の質指標
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 0 | 81 | 219 | 266 | 589 | 994 | 1702 | 3063 | 2560 | 881 |
2023年度に当院を退院した患者さんの年齢を10歳刻みで集計しています。
当院は、地域医療支援病院として、「救急医療」と「がん診療」を柱とした急性期医療を展開しています。
2023年度退院患者さんの平均年齢は70.4歳(男性:69.2歳、女性:71.7歳)です。
2011年度の平均年齢は66.4歳でしたので、12年で4.0歳上昇しており、高齢化が進んでいます。
地域の医療機関、介護施設、在宅医からの紹介や救急搬送を積極的に受け入れていますので、60歳以上の患者さんで79.2%を占め、80歳以上も33.2%に達しています。
小児科と産科機能は、近隣の医療機関へ集約のため休診しており、若年層が少ない状況です。
当院は、地域医療支援病院として、「救急医療」と「がん診療」を柱とした急性期医療を展開しています。
2023年度退院患者さんの平均年齢は70.4歳(男性:69.2歳、女性:71.7歳)です。
2011年度の平均年齢は66.4歳でしたので、12年で4.0歳上昇しており、高齢化が進んでいます。
地域の医療機関、介護施設、在宅医からの紹介や救急搬送を積極的に受け入れていますので、60歳以上の患者さんで79.2%を占め、80歳以上も33.2%に達しています。
小児科と産科機能は、近隣の医療機関へ集約のため休診しており、若年層が少ない状況です。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 329 | 2.19 | 2.61 | 0.30 | 67.50 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 304 | 6.75 | 8.75 | 7.57 | 75.65 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 225 | 19.40 | 20.60 | 40.44 | 84.86 | |
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし | 162 | 4.69 | 4.26 | 1.23 | 71.88 | |
050130xx9900x0 | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 145 | 15.92 | 17.38 | 22.76 | 86.12 |
総合内科、糖尿病・内分泌内科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、肝臓内科、脳神経内科、腎臓内科、心療内科に加え、2020年4月から膵臓内科を新設し、現在10専門診療科で構成されています。
2023年度退院症例のDPC診断群分類14桁(疾病別医療行為毎)別の患者数は上の表の通りです。
総合内科では、患者中心の全人的医療を実施するため、特定の臓器に偏ることのない包括的医療を行っています。
糖尿病・内分泌内科では、他科との協力体制をとり、患者さんの病態に合わせ医師、看護師、栄養士と個別指導を行っています。また、近隣病院より紹介された患者さんの血糖コントロールと合併症評価、糖尿病教育を短期的な入院や外来通院で行っております。
循環器内科は、24時間狭心症や心筋梗塞に対する緊急カテーテル検査・治療と心不全の診断・治療が行える体制をとっています。
消化器内科は、消化管疾患を中心に診療を行い、内視鏡治療も積極的に行っています。
呼吸器内科では、肺癌や肺炎、間質性肺炎などとともに、気管支喘息大発作や喀血など緊急性の高い患者さんを多く診療しています。
肝臓内科は、福岡県肝臓疾患専門医療機関として、肝臓疾患全般の診療を行っています。
膵臓内科では、胆道系疾患として胆道癌や胆管炎・胆嚢炎、膵疾患では膵癌、膵管内乳頭粘膜性腫瘍、急性・慢性膵炎などの診断および治療を行っています。
脳神経内科では、脳神経外科と連携して、主に急性期脳卒中、神経系緊急疾患、パーキンソン病などの神経変性疾患、認知症の治療を行っています。
腎臓内科は、検尿異常(蛋白尿・血尿)に対する腎生検から腎不全治療、透析療法まで幅広く診療を行っています。
心療内科は身体症状を主とするけれどもストレスが大いに関係している疾患を診ています。
2023年度退院症例のDPC診断群分類14桁(疾病別医療行為毎)別の患者数は上の表の通りです。
総合内科では、患者中心の全人的医療を実施するため、特定の臓器に偏ることのない包括的医療を行っています。
糖尿病・内分泌内科では、他科との協力体制をとり、患者さんの病態に合わせ医師、看護師、栄養士と個別指導を行っています。また、近隣病院より紹介された患者さんの血糖コントロールと合併症評価、糖尿病教育を短期的な入院や外来通院で行っております。
循環器内科は、24時間狭心症や心筋梗塞に対する緊急カテーテル検査・治療と心不全の診断・治療が行える体制をとっています。
消化器内科は、消化管疾患を中心に診療を行い、内視鏡治療も積極的に行っています。
呼吸器内科では、肺癌や肺炎、間質性肺炎などとともに、気管支喘息大発作や喀血など緊急性の高い患者さんを多く診療しています。
肝臓内科は、福岡県肝臓疾患専門医療機関として、肝臓疾患全般の診療を行っています。
膵臓内科では、胆道系疾患として胆道癌や胆管炎・胆嚢炎、膵疾患では膵癌、膵管内乳頭粘膜性腫瘍、急性・慢性膵炎などの診断および治療を行っています。
脳神経内科では、脳神経外科と連携して、主に急性期脳卒中、神経系緊急疾患、パーキンソン病などの神経変性疾患、認知症の治療を行っています。
腎臓内科は、検尿異常(蛋白尿・血尿)に対する腎生検から腎不全治療、透析療法まで幅広く診療を行っています。
心療内科は身体症状を主とするけれどもストレスが大いに関係している疾患を診ています。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 220 | 19.42 | 25.50 | 90.91 | 82.74 | |
070343xx97x0xx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2 なし | 173 | 13.29 | 15.66 | 23.70 | 69.98 | |
070343xx99x1xx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等2 1あり | 90 | 2.09 | 2.59 | 0.00 | 70.76 | |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし | 68 | 10.03 | 19.34 | 80.88 | 80.71 | |
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 67 | 17.01 | 21.96 | 49.25 | 75.19 |
一般整形外科のほか、脊椎、膝、外傷、リウマチ、関節外科を専門としています。
当科では、四肢(手足)や脊椎(背骨)に起こる運動器疾患のほとんどを取り扱っています。その他骨折等の外傷や膝などのスポーツ外傷に対する治療なども数多く行っています。
2023年度退院症例のDPC診断群分類14桁(疾病別医療行為毎)別で見ると、股関節大腿近位骨折は220件と多く、平均年齢は82.74歳と高齢になっています。
転院率も90.91%と高く、早期のリハビリの取り組みとともに、クリティカルパスを活用した地域の医療機関との顔の見える連携を心がけています。
また、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどの脊椎疾患も数多く取り扱っています。
当科では、四肢(手足)や脊椎(背骨)に起こる運動器疾患のほとんどを取り扱っています。その他骨折等の外傷や膝などのスポーツ外傷に対する治療なども数多く行っています。
2023年度退院症例のDPC診断群分類14桁(疾病別医療行為毎)別で見ると、股関節大腿近位骨折は220件と多く、平均年齢は82.74歳と高齢になっています。
転院率も90.91%と高く、早期のリハビリの取り組みとともに、クリティカルパスを活用した地域の医療機関との顔の見える連携を心がけています。
また、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどの脊椎疾患も数多く取り扱っています。
外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 98 | 5.33 | 4.55 | 1.02 | 72.79 | |
060150xx03xxxx | 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 | 66 | 5.38 | 5.29 | 0.00 | 40.45 | |
060335xx02000x | 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 65 | 7.37 | 6.87 | 3.08 | 63.45 | |
060035xx010x0x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし | 60 | 14.50 | 15.12 | 1.67 | 70.27 | |
050170xx03000x | 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 51 | 3.33 | 5.21 | 3.92 | 78.57 |
一般外科のほか、肝・胆・膵外科、呼吸器外科、血管外科の専門診療科で構成されています。
「救急医療」と「がん診療」を柱として診療を行っていますが、消化器、呼吸器のがんについては、手術療法のみならず、化学療法、放射線治療とともに集学的治療を行っています。
化学療法は、患者さんの状態、希望に応じ、入院でも行っています。
「救急医療」と「がん診療」を柱として診療を行っていますが、消化器、呼吸器のがんについては、手術療法のみならず、化学療法、放射線治療とともに集学的治療を行っています。
化学療法は、患者さんの状態、希望に応じ、入院でも行っています。
泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110200xx02xxxx | 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 | 124 | 5.18 | 7.75 | 0.00 | 74.24 | |
110080xx991xxx | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり | 87 | 2.52 | 2.44 | 0.00 | 72.01 | |
11012xxx02xx0x | 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病 なし | 85 | 4.22 | 5.22 | 0.00 | 64.48 | |
110070xx03x0xx | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 なし | 48 | 6.96 | 6.85 | 0.00 | 75.58 | |
110070xx03x20x | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし | 43 | 6.40 | 6.59 | 0.00 | 75.37 |
尿失禁、前立腺肥大症に伴う排尿困難、頻尿など排尿に関する諸疾患の検査や治療を行っています。
また、前立腺がん検診をはじめとして泌尿器科領域のがん(腎臓がん、尿管がん、膀胱がん、前立腺がん、精巣がん)の手術や抗がん剤治療、放射線治療など集学的治療を行っています。
また、前立腺がん検診をはじめとして泌尿器科領域のがん(腎臓がん、尿管がん、膀胱がん、前立腺がん、精巣がん)の手術や抗がん剤治療、放射線治療など集学的治療を行っています。
眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx1 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 | 159 | 5.58 | 4.46 | 1.89 | 77.44 | |
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 | 73 | 2.22 | 2.54 | 0.00 | 73.96 | |
020160xx97xxx0 | 網膜剥離 手術あり 片眼 | - | - | 7.81 | - | - | |
020200xx9710xx | 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし | - | - | 5.67 | - | - | |
020220xx01xxx0 | 緑内障 緑内障手術 濾過手術 片眼 | - | - | 8.70 | - | - |
眼科全般にわたって診療を行っています。特に糖尿病性網膜症の診断および治療は当院の糖尿病内科と連携を取りながら、取り組んでいます。
また、緑内障治療にも力を入れており、患者さん一人一人に合わせた、定期的かつきめ細かい診療を行っています。
また、緑内障治療にも力を入れており、患者さん一人一人に合わせた、定期的かつきめ細かい診療を行っています。
乳腺外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
090010xx010xxx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし | 141 | 12.99 | 9.88 | 0.71 | 62.61 | |
090010xx02xxxx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) | 88 | 5.30 | 5.64 | 1.14 | 61.69 | |
090020xx97xxxx | 乳房の良性腫瘍 手術あり | 13 | 2.69 | 4.00 | 0.00 | 47.23 | |
090010xx97x0xx | 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし | 11 | 6.18 | 6.59 | 0.00 | 72.09 | |
090010xx99x0xx | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし | - | - | 9.69 | - | - |
乳房の悪性腫瘍(乳がん)、良性腫瘍、乳がん検診、リンパ浮腫相談などを行っています。
緩和ケアチームや患者会など精神面のサポート体制が十分にとれています。
緩和ケアチームや患者会など精神面のサポート体制が十分にとれています。
耳鼻咽喉科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
030350xxxxxxxx | 慢性副鼻腔炎 | 39 | 7.18 | 6.02 | 0.00 | 53.44 | |
030240xx97xxxx | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 その他の手術あり | 30 | 10.57 | 8.37 | 0.00 | 29.17 | |
030240xx99xxxx | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし | 20 | 5.75 | 5.51 | 0.00 | 35.50 | |
030428xxxxxxxx | 突発性難聴 | 18 | 7.78 | 8.55 | 5.56 | 59.89 | |
030320xxxxxxxx | 鼻中隔弯曲症 | 15 | 6.53 | 5.80 | 0.00 | 46.27 |
主に入院治療や手術の必要な耳鼻咽喉科の病気を取り扱っています。
具体的には、内耳疾患(めまいや突発性難聴など)、中耳疾患(慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎など)、副鼻腔疾患(慢性副鼻腔炎など)、咽頭疾患(扁桃炎など)などです。
具体的には、内耳疾患(めまいや突発性難聴など)、中耳疾患(慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎など)、副鼻腔疾患(慢性副鼻腔炎など)、咽頭疾患(扁桃炎など)などです。
皮膚科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080007xx010xxx | 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし | 40 | 2.95 | 3.93 | 0.00 | 53.65 | |
080020xxxxxxxx | 帯状疱疹 | 39 | 9.10 | 9.29 | 2.56 | 71.26 | |
080010xxxx0xxx | 膿皮症 手術・処置等1 なし | 28 | 10.18 | 12.88 | 7.14 | 62.54 | |
080006xx01x0xx | 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし | 25 | 10.08 | 7.22 | 0.00 | 79.20 | |
070010xx970xxx | 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1 なし | - | - | 4.28 | - | - |
当院の皮膚科入院患者で最も多いのは皮膚の良性腫瘍です。全室個室のため、入院中のストレスが少なく快適に治療を行うことができます。
皮膚の悪性腫瘍の手術目的入院も多く、超高齢社会になり、ますます増加の傾向にあります。
皮膚の悪性腫瘍の手術目的入院も多く、超高齢社会になり、ますます増加の傾向にあります。
婦人科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
120070xx02xxxx | 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 | 42 | 6.17 | 6.00 | 0.00 | 53.05 | |
120060xx02xxxx | 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 | 22 | 5.50 | 5.93 | 0.00 | 47.77 | |
12002xxx02x0xx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2 なし | 19 | 2.00 | 2.96 | 0.00 | 43.26 | |
120060xx01xxxx | 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 | 13 | 9.00 | 9.23 | 0.00 | 49.31 | |
120220xx01xxxx | 女性性器のポリープ 子宮全摘術等 | 11 | 2.09 | 2.78 | 0.00 | 47.18 |
婦人科医師3人体制で、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍、子宮内膜ポリープなど、主に良性疾患の診療を行っています。
婦人科腫瘍専門医も在籍しており、日本では罹患数が増加している子宮頚部上皮内腫瘍(診断群としては子宮頚部悪性腫瘍)を数多く診療しており、必要に応じて悪性腫瘍にも対応しています。
婦人科腫瘍専門医も在籍しており、日本では罹患数が増加している子宮頚部上皮内腫瘍(診断群としては子宮頚部悪性腫瘍)を数多く診療しており、必要に応じて悪性腫瘍にも対応しています。
脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 35 | 9.71 | 9.88 | 25.71 | 81.17 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 29 | 9.38 | 8.38 | 24.14 | 79.62 | |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 21 | 18.62 | 19.09 | 80.95 | 72.52 | |
010010xx9900xx | 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | - | - | 11.20 | - | - | |
010010xx03x00x | 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 20.70 | - | - |
脳神経領域のあらゆる疾患に対応しています。その中でも、脳血管障害には重点を置いており、当院の脳神経内科との密接な連携により迅速かつ的確な診断・治療を行っています。
2023年度退院症例のDPC診断群分類14桁(疾病別医療行為毎)別では、頭蓋・頭蓋内損傷の手術なし29件ですが、手術ありなどを合わせると64件となります。
救急疾患については24時間365日体制で対応しています。
2023年度退院症例のDPC診断群分類14桁(疾病別医療行為毎)別では、頭蓋・頭蓋内損傷の手術なし29件ですが、手術ありなどを合わせると64件となります。
救急疾患については24時間365日体制で対応しています。
形成外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160200xx02000x | 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 23 | 3.30 | 4.63 | 0.00 | 31.74 | |
020230xx97x0xx | 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 なし | 21 | 4.00 | 2.82 | 0.00 | 72.33 | |
090010xx05xxxx | 乳房の悪性腫瘍 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) | 17 | 9.06 | 7.47 | 0.00 | 55.94 | |
080007xx010xxx | 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし | 10 | 4.60 | 3.93 | 0.00 | 51.90 | |
070010xx970xxx | 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1 なし | - | - | 4.28 | - | - |
主に体表面の疾患を対象とする外科です。先天異常、外科や病気で生じた変形や傷跡(瘢痕やケロイド)、それらが原因の機能障害など頭から足の先まで幅広い疾患を扱っています。
また、乳癌の患者さんに整容面でも満足していただけるように、乳腺外科とのチーム医療の中で乳房再建手術や乳輪・乳頭再建術も行っております。
また、乳癌の患者さんに整容面でも満足していただけるように、乳腺外科とのチーム医療の中で乳房再建手術や乳輪・乳頭再建術も行っております。
麻酔科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010111xxxxx0xx | 遺伝性ニューロパチー 手術・処置等2 なし | 11 | 14.36 | 12.35 | 0.00 | 72.91 |
当院の麻酔科の特色として、ペインクリニック外来で週2日診療を行っています。
また、入院治療においても神経ブロック治療や薬物治療を行っています。
主な疾患は、「頚・肩・上肢痛」、「腰・下肢痛」、「中枢性疼痛」、「末梢神経障害」、「三叉神経痛」、「頭痛」、「帯状疱疹後神経痛」、「がん性疼痛」などです。
また、入院治療においても神経ブロック治療や薬物治療を行っています。
主な疾患は、「頚・肩・上肢痛」、「腰・下肢痛」、「中枢性疼痛」、「末梢神経障害」、「三叉神経痛」、「頭痛」、「帯状疱疹後神経痛」、「がん性疼痛」などです。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類基準 | 版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 43 | 11 | - | 29 | - | 15 | 1 | 8 |
大腸癌 | 54 | 81 | 60 | 36 | - | 73 | 1 | 8 |
乳癌 | 117 | 90 | 17 | - | - | 25 | 1 | 8 |
肺癌 | 31 | 11 | 17 | 69 | - | 105 | 1 | 8 |
肝癌 | 12 | 11 | 13 | - | - | 36 | 1 | 8 |
当院は、5大癌(胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がん)に対する手術・化学療法・放射線治療の集学的治療を積極的に行っているほか、前立腺がん、膀胱がん、腎がんの治療も集学的に診療を行っています。
乳がんはステージ(進行程度)Ⅰ・Ⅱ症例を多く診療しています。大腸がん、肺がんはステージⅣも多く、患者さん一人一人に適した手術・化学療法・放射線治療を行っています。
肝がんに対しては、腫瘍の状態、肝機能に応じて、切除、ラジオ波焼灼、放射線治療を行っています。
緩和ケアチームと診療科が連携をとり、疼痛管理をはじめ、終末期の治療についても幅広くカバーし、地域の医療機関とも連携をとり、最後まで心地よく過ごしていただくことを目指しています。
乳がんはステージ(進行程度)Ⅰ・Ⅱ症例を多く診療しています。大腸がん、肺がんはステージⅣも多く、患者さん一人一人に適した手術・化学療法・放射線治療を行っています。
肝がんに対しては、腫瘍の状態、肝機能に応じて、切除、ラジオ波焼灼、放射線治療を行っています。
緩和ケアチームと診療科が連携をとり、疼痛管理をはじめ、終末期の治療についても幅広くカバーし、地域の医療機関とも連携をとり、最後まで心地よく過ごしていただくことを目指しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 28 | 11.11 | 58.61 |
中等症 | 132 | 15.36 | 77.86 |
重症 | 38 | 17.39 | 83.13 |
超重症 | 18 | 17.33 | 84.06 |
不明 | - | - | - |
入院のきっかけになった傷病名および最も医療資源を投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18で始まるものを、普段の生活の中で発症して入院した患者さんについて、A-DROPスコアを用いて重症度分類しています。A-DROPスコアとは、「Age(年齢)」:男性70歳以上、女性75歳以上、「Dehydration(脱水)」:BUN21mg/dL以上または脱水あり、「Respiration(呼吸)」:SpO2<=90%(PaO2 60Torr 以下)、「Orientation(意識障害)」:意識障害あり、「Pressure(収縮期血圧)」:収縮期血圧90mmHg以下 の5項目で、1項目該当すれば1点で計算し、軽症(0点)、中等症(1~2点)、重症(3点)、超重症(4~5点。ただし、ショックがあれば1点でも超重症とする)に分けられます。
軽症の場合は、外来治療が基本となりますが、患者さんの状態によっては入院しての加療となる場合があります。
重症度が上がるにつれ、平均年齢も上がり、また、在院日数が長くなる傾向にあります。
軽症の場合は、外来治療が基本となりますが、患者さんの状態によっては入院しての加療となる場合があります。
重症度が上がるにつれ、平均年齢も上がり、また、在院日数が長くなる傾向にあります。
脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 137 | 18.29 | 79.56 | 43.59 |
その他 | 19 | 13.47 | 76.74 | 1.92 |
「脳卒中と循環器病克服5カ年計画」が策定され、脳卒中学会主導で脳卒中診療施設の層別化が行われつつある中、当院は一次脳卒中センターとして認定されました。
一次脳卒中センターとは、地域の医療機関や救急隊からの要請に対して、24時間365日脳卒中患者を受け入れ、急性期脳卒中診療担当医師が、患者搬入後可及的速やかに診療(rt-PA静注療法を含む)を開始できる施設です。
脳卒中は発症からできるだけ早期に適切な治療を開始することが重要であり、いつでも直ちに脳卒中専門医が対応できる体制をとっています。
一次脳卒中センターとは、地域の医療機関や救急隊からの要請に対して、24時間365日脳卒中患者を受け入れ、急性期脳卒中診療担当医師が、患者搬入後可及的速やかに診療(rt-PA静注療法を含む)を開始できる施設です。
脳卒中は発症からできるだけ早期に適切な治療を開始することが重要であり、いつでも直ちに脳卒中専門医が対応できる体制をとっています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) | 282 | 0.16 | 1.15 | 0.35 | 67.15 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 248 | 2.71 | 7.19 | 6.85 | 76.95 | |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) | 133 | 2.53 | 4.09 | 6.02 | 71.88 | |
K6852 | 内視鏡的胆道結石除去術(その他のもの) | 111 | 1.02 | 2.56 | 6.31 | 74.85 | |
K616-41 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) | 93 | 0.68 | 0.68 | 0.00 | 71.05 |
消化器内科では24時間緊急内視鏡が行える体制をとっています。
大腸ポリープ等における内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術は長径2㎝未満と長径2㎝以上を合わせると年間340件行っています。
救急搬送の増加に伴い、緊急内視鏡・緊急手術が増加しています。
経皮的冠動脈ステント留置術とは、狭心症や心筋梗塞に対する治療で心臓の血管(冠動脈)に金属の管(ステント)を留置する手術です。
循環器内科では24時間緊急手術が行える体制をとっています。
大腸ポリープ等における内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術は長径2㎝未満と長径2㎝以上を合わせると年間340件行っています。
救急搬送の増加に伴い、緊急内視鏡・緊急手術が増加しています。
経皮的冠動脈ステント留置術とは、狭心症や心筋梗塞に対する治療で心臓の血管(冠動脈)に金属の管(ステント)を留置する手術です。
循環器内科では24時間緊急手術が行える体制をとっています。
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K1426 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)(椎弓形成) | 199 | 1.39 | 12.11 | 28.14 | 69.29 | |
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) 等 | 153 | 3.75 | 13.69 | 86.27 | 81.24 | |
K0821 | 人工関節置換術(膝) 等 | 137 | 1.62 | 15.09 | 40.15 | 72.08 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 91 | 4.40 | 14.93 | 90.11 | 82.52 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕) 等 | 63 | 2.10 | 5.97 | 20.63 | 67.37 |
当科の特色は、内視鏡などを使用した低侵襲手術(体への負担の少ない手術)を数多く取り入れて、できるだけ術後の痛みが少なく、早期に退院ができるように工夫している点です。
特に当院では、神経痛やしびれの原因となる脊椎疾患に対する治療や、リウマチや変形性関節症に対する人工関節置換術、関節鏡による膝関節手術、足の変形をきたす外反母趾に対する形成術を得意としています。
高齢化に伴い大腿骨の骨折観血的手術症例が多くなっていますが、脊椎疾患に対する内視鏡を用いた脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術の症例も多いのが当科の特徴です。
特に当院では、神経痛やしびれの原因となる脊椎疾患に対する治療や、リウマチや変形性関節症に対する人工関節置換術、関節鏡による膝関節手術、足の変形をきたす外反母趾に対する形成術を得意としています。
高齢化に伴い大腿骨の骨折観血的手術症例が多くなっていますが、脊椎疾患に対する内視鏡を用いた脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術の症例も多いのが当科の特徴です。
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 99 | 1.70 | 5.90 | 6.06 | 64.91 | |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 91 | 3.73 | 5.96 | 10.99 | 79.46 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 68 | 3.53 | 11.93 | 2.94 | 70.41 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 66 | 1.09 | 2.68 | 0.00 | 72.32 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 66 | 0.44 | 3.94 | 0.00 | 40.45 |
消化器、呼吸器の悪性腫瘍から、胆石、虫垂炎、ヘルニアなどの良性疾患まで幅広く手術療法を行っています。
血管疾患に対しての治療も積極的に行っています。
鏡視下手術(腹腔鏡、胸腔鏡を使用した手術)の普及や、化学療法の進歩に伴い、各疾患に対する治療法は多様化しています。
患者さん一人一人の状態を十分に検討した上で、適切な時期に適切な方法を選んで治療を行います。
緊急な対応が必要な救急疾患は昼夜問わず速やかな入院および手術治療を行っています。
血管疾患に対しての治療も積極的に行っています。
鏡視下手術(腹腔鏡、胸腔鏡を使用した手術)の普及や、化学療法の進歩に伴い、各疾患に対する治療法は多様化しています。
患者さん一人一人の状態を十分に検討した上で、適切な時期に適切な方法を選んで治療を行います。
緊急な対応が必要な救急疾患は昼夜問わず速やかな入院および手術治療を行っています。
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K841-21 | 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ホルミウムレーザー又は倍周波数レーザーを用いるもの) | 121 | 1.18 | 2.89 | 0.00 | 74.10 | |
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) | 100 | 1.50 | 4.24 | 0.00 | 75.53 | |
K7811 | 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) | 77 | 0.87 | 2.18 | 0.00 | 62.13 | |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 66 | 1.44 | 4.89 | 27.27 | 74.35 | |
K768 | 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) | 34 | 0.09 | 0.97 | 0.00 | 53.32 |
2023年度は前立腺肥大症に対する経尿道的レーザー前立腺切除術が121件と多く、平均在院日数は5.1日でした。
経尿道的レーザー前立腺切除術とは、内視鏡を用いて経尿道的に行う手術です。光ファイバーから高出力レーザーを照射し、肥大した前立腺組織を蒸散させて、尿路のつまり(閉塞)を取り除く治療法です。
膀胱がんに内視鏡的に行う経尿道的膀胱悪性腫瘍手術を100件行っています。
尿路結石の治療は体外衝撃波破砕術を含めすべてに対応可能ですが、レーザーによる経尿道的尿管結石除去術を77件行っています。
経尿道的レーザー前立腺切除術とは、内視鏡を用いて経尿道的に行う手術です。光ファイバーから高出力レーザーを照射し、肥大した前立腺組織を蒸散させて、尿路のつまり(閉塞)を取り除く治療法です。
膀胱がんに内視鏡的に行う経尿道的膀胱悪性腫瘍手術を100件行っています。
尿路結石の治療は体外衝撃波破砕術を含めすべてに対応可能ですが、レーザーによる経尿道的尿管結石除去術を77件行っています。
眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) | 222 | 2.50 | 1.05 | 1.35 | 76.29 | |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの) | 18 | 0.33 | 4.17 | 0.00 | 64.44 | |
K2802イ | 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他のもの) | 13 | 0.54 | 5.46 | 0.00 | 63.15 | |
K2821イ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(縫着レンズを挿入するもの) | - | - | - | - | - | |
K2683 | 緑内障手術(濾過手術) | - | - | - | - | - |
白内障手術が主で、高齢者が多く、近隣の医療機関からの紹介患者さんも数多く入院されています。
入院を基本としていますが、ご希望される方は外来手術(日帰り手術)も行っています。
白内障手術のほかには、糖尿病性網膜症等の硝子体茎顕微鏡下離断術や、緑内障手術なども行っています。
入院を基本としていますが、ご希望される方は外来手術(日帰り手術)も行っています。
白内障手術のほかには、糖尿病性網膜症等の硝子体茎顕微鏡下離断術や、緑内障手術なども行っています。
乳腺外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K4762 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) | 91 | 1.07 | 3.32 | 1.10 | 61.73 | |
K4763 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) | 88 | 1.08 | 10.50 | 1.14 | 63.90 | |
K4765 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの) | 52 | 1.63 | 12.02 | 0.00 | 61.37 | |
K4741 | 乳腺腫瘍摘出術(長径5センチメートル未満) | 10 | 0.60 | 1.10 | 0.00 | 45.90 | |
K6113 | 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 等 | - | - | - | - | - |
当科の特徴として、乳癌の患者さんに、形成外科医と協力して乳房再建(乳房インプラント再建、乳輪・乳頭再建)を行っています。
2023年度は乳腺悪性腫瘍手術は乳房切除術、乳房部分切除術などすべて合わせると231件行っております。
2023年度は乳腺悪性腫瘍手術は乳房切除術、乳房部分切除術などすべて合わせると231件行っております。
婦人科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8882 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) | 42 | 0.98 | 4.19 | 0.00 | 53.05 | |
K877-2 | 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 | 29 | 1.00 | 4.03 | 0.00 | 47.93 | |
K867-3 | 子宮頸部摘出術(腟部切断術を含む。) | 14 | 0.00 | 1.00 | 0.00 | 44.86 | |
K877 | 子宮全摘術 | 13 | 1.00 | 7.00 | 0.00 | 49.31 | |
K872-31 | 子宮内膜ポリープ切除術(電解質溶液利用のもの) 等 | 12 | 0.08 | 1.00 | 0.00 | 47.25 |
婦人科医師3人体制で、主に良性疾患を対象として開腹手術、腹腔鏡手術、子宮鏡手術を行っています。
婦人科腫瘍専門医も在籍しており、必要に応じて悪性腫瘍にも対応しています。
婦人科腫瘍専門医も在籍しており、必要に応じて悪性腫瘍にも対応しています。
耳鼻咽喉科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K340-5 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) | 30 | 1.30 | 5.00 | 0.00 | 55.83 | |
K3772 | 口蓋扁桃手術(摘出) | 27 | 1.52 | 8.44 | 0.00 | 28.30 | |
K347-5 | 内視鏡下鼻腔手術1型(下鼻甲介手術) | 14 | 1.00 | 4.86 | 0.00 | 42.79 | |
K340-6 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) | 12 | 1.00 | 4.83 | 0.00 | 47.75 | |
K368 | 扁桃周囲膿瘍切開術 | - | - | - | - | - |
慢性扁桃炎、扁桃肥大に対して口蓋扁桃手術(摘出)や、慢性副鼻腔炎に対しての内視鏡下鼻・副鼻腔手術、喉頭病変に対しての喉頭微細手術を行っています。
そのほかにも、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎に対して、耳小骨再建による聴力の改善を目的とした鼓室形成術を行っています。
皮膚科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0072 | 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) | 25 | 0.72 | 6.52 | 0.00 | 77.56 | |
K0051 | 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2㎝未満) 等 | 19 | 0.37 | 1.21 | 0.00 | 60.16 | |
K0061 | 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3㎝未満) 等 | 12 | 0.08 | 1.00 | 0.00 | 47.08 | |
K0052 | 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2㎝以上,4㎝未満) 等 | 11 | 0.09 | 1.55 | 0.00 | 57.18 | |
K0301 | 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(躯幹) 等 | - | - | - | - | - |
診断から治療の必要性・方針まで、詳しく説明できる体制が整っています。
皮膚悪性腫瘍切除だけでなく、良性腫瘍に対する切除術も数多く行っております。
皮膚悪性腫瘍切除だけでなく、良性腫瘍に対する切除術も数多く行っております。
形成外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K333 | 鼻骨骨折整復固定術 | 19 | 0.53 | 1.11 | 0.00 | 26.00 | |
K476-4 | ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) | 17 | 1.00 | 7.06 | 0.00 | 55.94 | |
K2193 | 眼瞼下垂症手術(その他のもの) | 14 | 0.00 | 2.29 | 0.00 | 74.43 | |
K2191 | 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) | - | - | - | - | - | |
K0063 | 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6㎝以上,12㎝未満) | - | - | - | - | - |
当科の特徴は、乳癌の患者さんに、整容面でも満足していただけるように、乳腺外科とのチーム医療の中で、乳房再建手術、乳輪・乳頭再建手術が行えることです。
ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建とは、シリコン製の人工乳房(インプラント)を入れる方法です。
ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建とは、シリコン製の人工乳房(インプラント)を入れる方法です。
脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭による) 等 | 36 | 0.61 | 8.19 | 19.44 | 80.64 | |
K1692 | 頭蓋内腫瘍摘出術(その他のもの) | - | - | - | - | - | |
K145 | 穿頭脳室ドレナージ術 | - | - | - | - | - | |
K1642 | 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの)(硬膜下のもの) | - | - | - | - | - | |
K1643 | 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの)(脳内のもの) | - | - | - | - | - |
特に脳血管障害治療に重点を置いており、当院の脳神経内科との密接な連携により迅速かつ適切な診断・治療を行っています。
慢性硬膜下血腫とは、原因不明ですが脳と頭蓋骨の間に血液のたまった袋ができて増大し、ゆっくりと脳を圧迫する病気です。手術は5㎝ほど頭皮を切開して、1.5㎝程度の穴を頭蓋骨にあけ、袋の中の血液を吸出し、1日チューブを留置します。
脳動脈瘤とは、脳血管の分岐部に瘤ができる病気です。瘤が破裂すればくも膜下出血になります。手術は頭皮を耳介前方から前額部にかけて?マーク状に切開、骨弁をはずして瘤に至り、瘤の根本にクリップをかけて瘤に入っていく血流を遮断します。
慢性硬膜下血腫とは、原因不明ですが脳と頭蓋骨の間に血液のたまった袋ができて増大し、ゆっくりと脳を圧迫する病気です。手術は5㎝ほど頭皮を切開して、1.5㎝程度の穴を頭蓋骨にあけ、袋の中の血液を吸出し、1日チューブを留置します。
脳動脈瘤とは、脳血管の分岐部に瘤ができる病気です。瘤が破裂すればくも膜下出血になります。手術は頭皮を耳介前方から前額部にかけて?マーク状に切開、骨弁をはずして瘤に至り、瘤の根本にクリップをかけて瘤に入っていく血流を遮断します。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | 18 | 0.17 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 36 | 0.35 |
異なる | 24 | 0.23 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 27 | 0.26 |
異なる | - | - |
入院契機の欄の「同一」は入院時に既に発症してあったことで、「異なる」とは入院後に発症したことを意味します。
播種性血管内凝固症候群とは、重篤な感染症、悪性腫瘍などの原疾患の急激な悪化と出血傾向の増加をきたした状態をいいます。
敗血症とは感染に起因し、全身に炎症性反応をきたした状態をいいます。
手術・処置等の合併症は透析シャントの合併症(狭窄、閉塞など)や術後の創部感染、挿入物(尿路カテーテル、人工股関節など)の感染によるものです。
急性期の救急搬送を多く受け入れている当院は、播種性血管内凝固症候群や敗血症を発症して搬送される高齢の患者さんがいらっしゃいます。そのような患者さんが救急搬送されているということは、地域医療の中核病院としての役割を果たしていることを表しています。
播種性血管内凝固症候群とは、重篤な感染症、悪性腫瘍などの原疾患の急激な悪化と出血傾向の増加をきたした状態をいいます。
敗血症とは感染に起因し、全身に炎症性反応をきたした状態をいいます。
手術・処置等の合併症は透析シャントの合併症(狭窄、閉塞など)や術後の創部感染、挿入物(尿路カテーテル、人工股関節など)の感染によるものです。
急性期の救急搬送を多く受け入れている当院は、播種性血管内凝固症候群や敗血症を発症して搬送される高齢の患者さんがいらっしゃいます。そのような患者さんが救急搬送されているということは、地域医療の中核病院としての役割を果たしていることを表しています。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 「中」以上の手術を施行した 退院患者数(分母) |
分母のうち、肺血栓塞栓症の 予防対策が実施された患者数(分子) |
リスクレベルが「中」以上の手術を 施行した患者の肺血栓塞栓症の 予防対策の実施率 |
---|---|---|
1801 | 1531 | 85.01 |
手術は静脈血栓症のリスクが高く、その一部が肺血栓塞栓症の原因となる可能性があります。手術のリスクを軽減するには、弾性ストッキングやフットポンプ(間欠的空気圧迫装置)の装着、予防的抗凝固薬の投与、手術後に積極的に歩いたり運動したりするなどの対策がとられます。
当院では、リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の約85%に予防対策を実施しています。
当院では、リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の約85%に予防対策を実施しています。
血液培養2セット実施率
血液培養オーダー日数(分母) | 血液培養オーダーが1日に 2件以上ある日数(分子) |
血液培養2セット実施率 |
---|---|---|
1672 | 1446 | 86.48 |
血液培養は感染症の原因となる菌を特定するための重要な検査です。菌を特定することにより、適切な治療(抗菌薬の選択)につながります。
しかし、血液中の菌量は非常に少数であり、菌を見逃す可能性があります。そのため、検査の精度を高めるために、原則として2セット以上の検体を採取しています(合計4本:好気ボトル2本+嫌気ボトル2本)。当院では、85%以上の割合で血液培養2セット採取を実施しています。
しかし、血液中の菌量は非常に少数であり、菌を見逃す可能性があります。そのため、検査の精度を高めるために、原則として2セット以上の検体を採取しています(合計4本:好気ボトル2本+嫌気ボトル2本)。当院では、85%以上の割合で血液培養2セット採取を実施しています。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
広域スペクトルの抗菌薬が 処方された退院患者数(分母) |
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日 までの間に細菌培養同定検査が 実施された患者数(分子) |
広域スペクトル抗菌薬使用時の 細菌培養実施率 |
---|---|---|
862 | 763 | 88.52 |
抗菌薬が効かない薬剤耐性菌による死者数は世界中で増加しており、今後の対策が重要視されています。
そこで、薬剤耐性菌の発生や蔓延を防止するための対策の一つとして、抗菌薬を適正に使用する取り組みが求められています。
幅広く多くの菌に効く「広域スペクトル抗菌薬」を使用し続けると、薬剤耐性菌の発生を招きます。そのため、当院では、抗菌薬適正使用支援チーム(Antimicrobial Stewardship Team:AST)が広域スペクトル抗菌薬の使用状況を監視し、検出された菌に適した抗菌薬を使用しているかの確認をしています。この抗菌薬の適切な選択のためにも、細菌培養は必要となります。当院では広域スペクトル抗菌薬が必要な患者さんに対し、88%以上の割合で細菌培養検査を実施しています。
そこで、薬剤耐性菌の発生や蔓延を防止するための対策の一つとして、抗菌薬を適正に使用する取り組みが求められています。
幅広く多くの菌に効く「広域スペクトル抗菌薬」を使用し続けると、薬剤耐性菌の発生を招きます。そのため、当院では、抗菌薬適正使用支援チーム(Antimicrobial Stewardship Team:AST)が広域スペクトル抗菌薬の使用状況を監視し、検出された菌に適した抗菌薬を使用しているかの確認をしています。この抗菌薬の適切な選択のためにも、細菌培養は必要となります。当院では広域スペクトル抗菌薬が必要な患者さんに対し、88%以上の割合で細菌培養検査を実施しています。
更新履歴
- 2024年9月26日 | 2023年度DPCデータによる病院指標を公開しました。
- 2023年9月26日 | 2022年度DPCデータによる病院指標を公開しました。