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総合外科（消化管、肝胆膵、一般）のご案内

• 当院は、2006年に「地域医療支援病院」の承認を受け、2020年に、「地域がん診療連携拠点病院」に指定されています。また、日本外科学会専門医制度修練施設、日本消化器外科学会専門医制度修練施設、日本がん治療認定研修施設など、各学会からの多くの認定を受けています。ある一定レベル以上の医療を継続していないと、これらの指定・認定を受けることはできません。このような「公的なお墨付き」をいただくことは、当院の底力の証（あかし）とも言えます。
• 外科の方針としては、一人ひとりの患者さんの病状、全身状態はもとより、ご家族のお気持ち、患者さんの社会的背景なども含めて、最適と思える治療法、言わば「オーダーメイド医療」を提供しています。方針を検討する上では、消化器内科、肝臓内科、膵臓内科、放射線科など、それぞれの専門家医師が科の垣根を越え、合同でカンファレンス（会議）を行い、その患者さんに最適と思われる治療法を考えています。つまり、多職種による質の高い「チーム医療」を実践しています。
• テクノロジーの進歩とともに、手術方法も進化していきます。当科でも、からだに優しい（負担が少ない）、いわゆる「大きく切らない手術」、つまり鏡視下手術（腹腔鏡･胸腔鏡を使用した手術）を積極的に取り入れています。また、多くの新しい抗がん剤の出現により、化学療法（抗がん剤治療）も以前より格段に成績が良くなりました。一方、社会の高齢化にともない、いくつもの基礎疾患（持病、例えば糖尿病、高血圧症など）を持った患者さんの手術も増えてきています。これに対しても、各専門家が関与した「チーム医療」によって対応しています。
• 同時に、「救急医療」や「緩和ケア」にも注力し、関係する患者さんに外科医としてベストを尽くしています。（詳細は各ページをご覧ください。）

以上のように、我々は、「がんの診療」、「救急外科」、「緩和医療」を中心に診療を行い、この地域に貢献していきたいと考えています。どうぞ、宜しくお願いします。

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