主な対象疾患と治療法
狭心症
症状
動くと息切れ、歩くと胸が重い、みぞおちの痛み(胃カメラで異常ない場合) 胸部不快感、呼吸困難、肩こりなどが10分以内で改善します。
検査
心電図、心臓超音波検査、運動負荷心電図、冠動脈CT
治療
薬物療法とカテーテル治療(冠動脈インターベンション)
冠動脈CTや冠動脈造影検査で冠動脈狭窄を認めた場合、カテーテル治療(冠動脈インターベンション)を行います。
冠動脈CTや冠動脈造影検査で冠動脈狭窄を認めた場合、カテーテル治療(冠動脈インターベンション)を行います。
心筋梗塞
症状
狭心症より持続時間が長く15分以上持続します。冷汗を伴うことが多いです。
検査
至急受診して心電図と心臓超音波検査を受けてください。
治療
緊急冠動脈造影検査とカテーテル治療
今まで感じたことのない息苦しさ・胸の圧迫感や不快感があれば救急車で受診してください。早期診断・早期治療が重要です。
今まで感じたことのない息苦しさ・胸の圧迫感や不快感があれば救急車で受診してください。早期診断・早期治療が重要です。
心不全(心臓が悪いために息切れやむくみを来たす病気)
症状
息切れ、動悸、足のむくみ
検査
心電図、胸部レントゲン、心臓超音波検査、採血(BNP検査)
治療
薬物療法
軽症の場合は外来での通院加療で改善します。
重症心不全や外来治療でも改善しない場合は入院治療が必要です。
軽症の場合は外来での通院加療で改善します。
重症心不全や外来治療でも改善しない場合は入院治療が必要です。
深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)
症状
急激に下肢が腫れる。
検査
下肢静脈超音波検査と採血(Dダイマー検査)
治療
薬物療法(抗凝固薬の内服薬)
通常は内服薬による外来通院治療で治ります。下肢の腫れがひどい場合や重症の肺塞栓症を合併している場合は入院加療を行います。早期発見早期治療が大切です。
通常は内服薬による外来通院治療で治ります。下肢の腫れがひどい場合や重症の肺塞栓症を合併している場合は入院加療を行います。早期発見早期治療が大切です。
大動脈解離
症状
突然の胸背部痛・腹痛・腰痛(過去に経験したことのない疼痛)
検査
超音波検査と造影CT検査
治療
入院での安静加療が必要です。
早期の安静と薬物療法が重要です。その後はリハビリを行ないます。
早期の安静と薬物療法が重要です。その後はリハビリを行ないます。
下肢閉塞性動脈硬化症(ASO)
症状
歩くと脚が重くなり休むと改善する。(偏側性も両側性もあります)
検査
血管超音波検査と造影CT検査
治療
薬物療法、カテーテル治療、外科(バイパス)治療
当院では血管外科が治療を担当しています。
当院では血管外科が治療を担当しています。