子宮頸がんのワクチン接種について
HPVワクチン(いわゆる子宮頸がんワクチン)とは
子宮頸がんのおよそ95%がHPV(ヒトパピローマウイルス)感染によるものです。
HPV ワクチンとは、HPVの感染を防ぐことで子宮頸がんや肛門がんなどを予防するワクチンです。
HPV ワクチンとは、HPVの感染を防ぐことで子宮頸がんや肛門がんなどを予防するワクチンです。
積極的勧奨が再開されています
HPV ワクチン接種後に多様な症状(持続する痛み、けいれんなど)が報告されたため、2013年に積極的勧奨が一旦中止されました。このような「多様な症状」の報告を受け、様々な調査研究が行われていますが、「ワクチン接種との因果関係がある」という証明はされていません。
「最新の知見を踏まえ、改めてHPV ワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められた。」ため、2022年4月から個別勧奨が再開されました。(令和3年11月26日健発1126第1号 厚生労働省健康局長)
定期接種の対象は、小学6年生~高校1年生相当の女子です。
それ以上の年齢の方が新たに接収を希望される場合や男子は自費となります。
「最新の知見を踏まえ、改めてHPV ワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められた。」ため、2022年4月から個別勧奨が再開されました。(令和3年11月26日健発1126第1号 厚生労働省健康局長)
定期接種の対象は、小学6年生~高校1年生相当の女子です。
それ以上の年齢の方が新たに接収を希望される場合や男子は自費となります。
通常3回接種ですが、14歳までなら2回でOK
2価、4価ワクチンでは子宮頸がんの原因のHPVの65%、9価ワクチンでは90%の感染を予防することができます。
また、HPVワクチンは3回接種ですが、15歳未満の9価ワクチンは2回接種でも大丈夫です。
いずれにしてもできるだけ早めに接種することが効果的です。
また、HPVワクチンは3回接種ですが、15歳未満の9価ワクチンは2回接種でも大丈夫です。
いずれにしてもできるだけ早めに接種することが効果的です。
接種を迷っている方へ
前項の個別勧奨の厚労省通知では、同時に「対象者等に対しワクチン接種について検討・判断するために必要な情報提供が行われると ともに、被接種者が接種後に体調の変化を感じた際に、地域において適切に相談や診療などの対応が行われるよう」にと、相談支援体制の重要性についても言及されています。
当院では、対象者の方に、ご自身で十分に考えて、安心してワクチン接種をしていただけるよう、HPV ワクチン接種について、有効性、副反応のリスクなどについての説明に努めています。接種を迷っている方はご相談ください。
当院では、対象者の方に、ご自身で十分に考えて、安心してワクチン接種をしていただけるよう、HPV ワクチン接種について、有効性、副反応のリスクなどについての説明に努めています。接種を迷っている方はご相談ください。
接種をご希望の方へ
HPV ワクチン(子宮頸がんワクチン)接種は火〜金曜日(祝日・年末年始を除く)に行っています。接種をご希望の方は電話にてご予約をお願いいたします。また、接種を迷っている方への相談にも応じています。こちらもご予約ください。
担当窓口 | 婦人科外来 |
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電話 | 092-541-4936(代表) |
電話受付時間 | 平日 13時~15時 |
接種実施日時 | 火~金 12時~12時30分 |
HPVワクチンについて連載しています
2024/6/24 婦人科
子宮頸がん予防ワクチン・キャッチアップ接種(福岡県産婦人科医会福岡ブロック会から)