看護部長挨拶

一人ひとりに寄り添った医療で、ここ病院を選んで良かったと感じられる病院に。
当院は、公立学校共済組合を設置主体として1957年に開院しました。2014年度に全室個室の入院棟が完成し、令和元年度には、「地域がん診療連携拠点病院」の指定を受けています。併設する腎センターや健康管理センターの運営をはじめ、「がん診療」と「救急医療」を柱とした地域医療支援病院としての役割を担っています。
病院の理念は、「病んでいる人の人権を尊重し、健やかで心豊かな社会をつくるための医療を提供します。」と掲げ、住み慣れた地域で安心して過ごせるよう、多職種が協働しチーム医療を推進しています。
看護部は、「思いやり」を理念に、患者さんの安全・安楽を第一に考えたケアが出来るよう看護師の育成に取り組んでいます。JNAラダーを基盤とした教育ラダーに沿って、集合研修やeラーニング・OJTを組み合わせた教育プログラムを構築しています。
2023年度JNAラダー改訂に伴い、2024年度には、当院の教育ラダーも全面的に見直しました。そして、2025年度からは新たなカリキュラムのラダー研修がスタートします。
また、2013年度に開設された「院内認定看護師」育成制度も一部改組し、より専門的で高度な知識や技術が学べる環境を整えています。その他「専門・認定看護師」「特定行為看護師」の資格取得や大学院進学へのサポートも行っています。
これからも一人ひとりに寄り添った医療の提供に取り組み、患者さんも職員もこの病院を選んで良かったと感じられる支援をしていきたいと思っています。