放射線技術科のご案内
業務紹介
単純X線撮影
一般撮影 |
X線を使用した検査では最も一般的な検査です。 ![]() |
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乳房撮影 |
乳房のX線撮影です。 ![]() |
歯科撮影 |
パノラマ撮影、デンタル撮影を行います。 ![]() |
造影検査

胃・小腸・大腸などの消化管検査、肝胆膵臓系の検査・治療、整形外科脊椎・四肢の検査を行います。
検査の目的は様々で、バリウムやヨード造影剤を使用することもあります。
骨密度検査

測定方法はDEXA(デキサ)法です。レントゲン写真撮影に比べて被ばく量は少ないです。
骨密度検査は、骨の中にカルシウムなどのミネラルがどの程度あるかを測定しています。
検査時間は5~10分程度です。
CT(Computed Tomography)
2台体制で、各部位のCT検査を行っており、冠動脈CT(心臓CT)・CTC(大腸CT)・内臓脂肪測定の検査もしています。
X線を使用して体内を輪切りにした画像を撮影し、冠状断や矢状断など、任意の断面で診断できます。
10分程度の検査時間で、広範囲な部位を細かく検査することができます。




MRI(Magnetic Resonance Imaging)
3.0テスラ装置と1.5テスラ装置の2台体制で各部位のMRI検査を行っています。
電磁波を使用して検査しますので、放射線被ばくはありません。
VSRAD(早期アルツハイマー型痴呆診断支援システム)の検査もできます。
また、MRI対応のペースメーカーを挿入された方の検査も1.5テスラ装置で対応します。



RI(Radio Isotope)
特定の臓器に集まりやすい性質を持つ放射性医薬品を使って検査します。
脳血流シンチ・心筋シンチ・骨シンチ・乳腺センチネルリンパ節の検査を多く行っています。
アルツハイマー型認知症などの変性疾患を鑑別する為の検査(脳血流シンチ、ドーパミントランスポーターシンチ)もしています。

血管造影検査
脳、腹部、心臓などの血管の検査および治療(心臓ステント治療など)を行っています。
CTやMRIでは捉えきれない微細な血管の病変を評価することができます。
また、血液の流れの向きや流速を知りたい場合は有用な検査です。


放射線治療
トモセラピーという高精度な放射線治療装置を使用して、乳癌術後照射・前立腺癌根治照射・肺癌根治照射・脳転移や骨転移に対する緩和照射を主に行っています。

結石破砕装置
体外で発生させた衝撃波を収束させて体の外から結石に当て、結石を砂状に細かく砕く治療法です。
切開や麻酔の必要がなく、痛みがあるときの鎮痛剤のみで治療ができます。治療成績も良好です。

放射線技術科の体制
放射線技術科の人数
資格保持者の人数とその種類(2025年3月1日現在)
モダリティ | 資格 | 人数 |
---|---|---|
- | 医学物理士 | 1名 |
第一種放射線取扱主任者(試験合格者) | 5名(4名) | |
CT | X線CT認定技師 | 4名 |
肺がんCT検診認定技師 | 2名 | |
大腸CT専門技師 | 3名 | |
Ai認定診療放射線技師 | 1名 | |
MR | 磁気共鳴専門技術者 | 1名 |
放射線治療 | 放射線治療専門放射線技師 | 3名 |
放射線治療品質管理士 | 1名 | |
核医学 | 核医学専門技師 | 2名 |
検診胃透視 | 胃がん検診専門技師 | 2名 |
検診マンモグラフィ | 検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 | 7名 |
画像再構成 | 画像等手術支援認定診療放射線技師 | 4名 |
超音波 | 超音波検査士(体表臓器領域) | 1名 |
教育 | 臨床実習指導教員 | 1名 |