本日はいかがなさいましたか?

禁煙外来のご案内

ご挨拶

あなたとあなたの大切なのひとの、命に関わるリスクを減らすために禁煙しませんか?

糖尿病・内分泌内科部長

五島 大祐

当院の禁煙外来は、木曜日の午後に予約制で実施しています。
以下の保険診療の適用条件に合致する方が対象です。

① ニコチン依存症に係るスクリーニングテストでニコチン依存症と診断された方(10点中5点以上)
② 35歳以上の者については、ブリンクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が、200以上である方
③ ただちに禁煙することを希望している方であって、「禁煙治療のための評価手順書」に則った禁煙治療について説明を受け、当該治療を受けることを文書により同意された方

また、2~4週間ごとに全5回ご参加いただくことが必要になります。
あなたが喫煙者なら、がんやCOPD,認知症などのリスクを減らすために。
あなたの家族やパートナーガ喫煙者なら、そのひとのために、あなたのために、これから成長する掛け替えのないこどもたちのために。
禁煙しましょう!

禁煙治療の流れ

禁煙外来を5回受診した方の禁煙成功率は64.1%です。

協会けんぽ 兵庫支部「禁煙外来による禁煙効果の分析」(令和元年度調査研究報告書)

通院1回目

  • ニコチン依存度チェック
  • スクリーニングテストでニコチン依存症かどうかチェックして、保険適用を確認します。
  • 一酸化炭素濃度の測定
  • あなたの息に一酸化炭素がどれぐらい含まれているか確認します。
  • 「禁煙開始日」を決定し、禁煙宣言!
  • あなたの禁煙開始日を決定し、「禁煙宣言書」にサインします。
  • 禁煙経験の確認とアドバイス
  • あなたの健康状態やこれまでの禁煙・喫煙歴を確認します。
    ニコチン切れ症状の対処法など、あなたに合ったアドバイスをします。
  • 禁煙補助薬の選択
  • 禁煙補助薬の特徴と使い方を説明し、あなたに合った薬を選びます。

通院2回目(2週間後)

  • 禁煙による離脱症状(禁断症状)が続く場合は、医師が一緒に解決策を考えます。初診で行った一酸化炭素の量を引き続き測定します。禁煙が出来ていれば、一酸化炭素の量はタバコを吸わない人と同程度の値になります。

通院3回目(4週間後)

  • 禁煙によって体調が良くなるころです。

通院4回目(8週間後)

  • 禁煙も安定してきます。体重が増えた人には、医師が食事や運動などあなたに合った解決策を一緒に考えます。

通院5回目(12週間後)

  • 禁煙プログラムの最終回です。ここまで続くと禁煙を続ける自信がつくはず。ただし、ずっと禁煙を続けていくためにも、自分が禁煙した理由やタバコの害など、禁煙のポイントをいつまでも覚えておきましょう。

医師紹介

医師名 五島  大祐(ごとう だいすけ)
役職名 部長
卒業年 H3年卒
専門 糖尿病・内分泌疾患、代謝疾患
資格 日本内科学会総合内科専門医
日本糖尿病学会専門医・指導医・学術評議員
日本甲状腺学会専門医